残念ながら悪徳業者の存在は否定できない
法治国家の日本において、難しい資格を取得して水回りの修理をしてくれる良心的な業者はたくさんあります。中には、少しでもコストダウンをはかろうと懸命に努力してくれている業者もあるほどです。しかしこれに対し、少しでも多くの費用を徴収しようと、消費者とは反対向きの方向に努力を重ねる業者の存在を、残念ながら否定することはできません。
多くの場合、水回りのトラブルの際の修理で頼れる業者は、専門知識や資格を有しています。専門知識も資格も持っていない私たち一般人からすると、いざというときにはほんとうに頼りになります。しかしその先入観がやや危険な作用を生み出してしまうこともあるのです。
たとえば、修理料金ってこんなにかかるものなの?と素朴に疑問を感じることもあるでしょう。もちろんコストパフォーマンスの解釈には個人差がありますので、知識がない人が一概に高い安いの適正相場を判断できるものではありませんが、逆に、知識を持たない素人がそう感じるということは、その時点で少々奇妙なことが起こっている可能性も否定できないとも解釈できるです。
疑問があったら業者側に質問してみることが重要!
水道水漏れやパイプつまり、配管破損など、水回りトラブルに対して知識を持たない人は多いです。たいていのサービスは、ある程度の知識があるからこそ、そこに価値を見出すことができます。その意味では、水回りトラブルの際の修理は少々特殊な面もあります。
しかしだからといって、ちょっと高いんじゃないの?などと感じたときにそのままズルズルと話を進めてしまうと、確実にそのままか、もしくはそれ以上の支払いを課されることになります。そこで、素人だからこそ、疑問が生じたらどんどん質問をぶつける勇気も必要になってきます。何しろ依頼者はサービス利用者なのですから、そのくらいのことをしてもむしろ当然なのです。
なぜそんなところで部品交換をするのか、この部品はホームセンターでは売っていないのか、見たことも聞いたこともないパーツ名や専門用語に対しての質問など、どんどん質問はしたほうが、こちらにとってはメリットになります。
それに、そうした質問をすることで、こちらはちゃんと見張っていますよという意図を業者に伝達することができますので、悪徳行為への抑止力にもなるのです。だからこそ、わからないことには臆せずどんどん質問していただきたいと思います。